カクレクマノミ トリコディナ病とわかるまで
こんにちは、TORです。
今回カクレクマノミがトリコディナ病とわかるまでにかなりの時間を使ってしまったので記録していきたいと思います。
現在写真がないので、後日付け足したいと思いいます。
立ち上げてまもない450水槽にカクレクマノミ6匹をいれておりました。
魚入れるには早いですが、種水やろ材も別水槽でしっかり慣らしたものを使用したので特別不安はありませんでした。
同時期にハタゴイソギンチャクと、マンジュウイシモチ3匹を追加。
追加して浅いころからポツポツと隠れカクレクマノミが⭐️になり始めました。
事情もあり、常に経過観察できる環境になかったことから、予想で立ち上げ初期が原因と断定していました。
それから2ヶ月くらい追加を繰り返していましたがカクレクマノミだけ⭐️に。。。
どゆこと?
ハタゴも元気だし、イシモチもみんな元気。
比重が狂っているわけでもないし、アンモニアが出ているわけでもない。
2週間に1回のメンテナンスをして水質にも異常はないはず、、、
でも、
クマノミだけ気がついたらいない。。。
絶対になにか原因があるはずだーと思って水槽を見に行ったとき、
死にかけのクマノミが!
その状態をみて、確定!
トリコディナ病
体に白い膜ができている、胸ビレを畳みながらぎこちなく泳いでいる。
その1週間ほど前に先日オープンされたトールマン幕張店に行って参りました。
はじめてお会いする篠藤さん😆。。。の話はまた他で。
カクレクマノミに関して相談したところ、もしかしたらトリコディナ病かもしれないとお話をいただきました。
基本他の魚は大丈夫、クマノミだけかかって、致死率高い。そして、白いモヤと胸ビレ畳んで泳ぐ。。。
コレだ
実際にトリコディナ病を発症させたことは今回が初めてで、こんなに厳しいものとは知りませんでした。
追加したカクレクマノミもすべて3〜7日でいなくなってしまい、他の水槽で元気だったクマノミもその水槽では長くない。。。
おそらく、初期に追加したカクレクマノミに持っていた子がいたのでしょう。
悪いことに、いなくなったら追加を繰り返したことで宿主が定期的に供給され、驚異的な感染力で悪循環を繰り返すことになったのだと思われます。
追加してから3日で亡くなるというのはかなり強力な病気だと感じました。
解決策はクマノミの追加を避け、ある程度期間をもち、その間水替えをしっかりした後に様子を見ながらクマノミを追加するだそうです。
こちらも篠藤さんに教えてもらいました。
ある程度というのは、環境により変わると思いますで大体1〜3ヶ月くらいでしょうか。
その間クマノミは入れられないですが、他の魚はピンピンしているので、ゆっくり待ちましょう。
ネットで見てみると淡水浴がいいと書かれていましたが、早くて3日というスピードなので改善はほぼほぼ困難であると感じました。
今後、不可解にクマノミだけいなくなるというような環境があればトリコディナ病を疑ってみることにします。
まとめ
トリコディナ病の特徴
- カクレクマノミだけいなくなる。
- 身体に白い膜ができる
- 胸ビレを畳んでぎこちなく泳ぐ
- 3〜7日で死に至る。
- 感染力が凄まじい
発症原因
- 追加した個体による持ち込み
対応策
- クマノミの追加は避け、1〜3ヶ月ほどの猶予期間を設け、その間に水替えをしっかりする。
今日はここまで